いい職場の見分け方|忙しいあなたのための、やさしい職場選びガイド

「今の職場、ちょっとしんどいな」
そう思っていても、仕事が終わるころにはくたくたで、求人を一つずつ比べる元気なんて残っていない。
それは、あなたががんばっていないからではありません。毎日だれかのために力を使っている人ほど、自分のことは後回しになってしまうものです。

このページは、そんな忙しくて、少し疲れているあなたのために作りました。
全部を読まなくても大丈夫です。気になるところだけ、ゆっくり読んでみてください。


まず知っておいてほしいこと

「いい職場」は、人によってちがいます

お給料が高い職場が、あなたにとっての「いい職場」とは限りません。
子育てと両立しやすいこと、相談できる先輩がいること、オンコールが少ないこと。大切にしたいものは人それぞれです。
だからこそ、だれかの「おすすめ」だけで決めずに、あなたの物差しで確かめることがいちばんの近道になります。

紹介会社を使うことは、悪いことではありません

時間がないとき、紹介会社に相談するのは自然な選択です。プロに話を聞いてもらえる安心感もあると思います。
ただ、ひとつだけ知っておいてほしい仕組みがあります。

  • 紹介会社は、あなたが入職すると職場から紹介手数料(年収の2〜3割ほどが一般的)を受け取るしくみで成り立っています
  • そのため、手数料を払える職場、急いで人を探している職場の求人が多く紹介されやすい面があります
  • もちろん、担当の方は親身になってくれることが多いです。それでも「最後に決めるのは自分」という気持ちを、そっと持っておいてください

紹介会社を使う・使わないに関係なく、次の3つのステップを知っておくだけで、職場選びの失敗はぐっと減らせます。


ステップ1:「ゆずれないこと」を3つだけ書き出す

条件を全部そろえようとすると、疲れてしまいます。
まずは「これだけは守りたい」ことを3つだけ、メモに書いてみてください。

  • 例:夜勤・オンコールは月◯回まで
  • 例:子どもの保育園のお迎えに間に合う
  • 例:わからないことを聞ける人がいる
  • 例:手取りが今より下がらない
  • 例:通勤は30分以内

この3つが、あとで迷ったときにあなたを助けてくれる「物差し」になります。


ステップ2:求人票は「3か所」だけ見ればOK

求人票は、良いところが目立つように書かれていることがほとんどです。うそではなくても、全部が書かれているわけではありません。
まずは次の3か所だけ、さっと確認してみましょう。

見る場所確認したいこと
お給料「月給◯万円」に、何の手当が含まれているか。固定残業代や処遇改善手当が入っていないか
お休み「年間休日◯日」の中に、有給の計画付与や夏季休暇が含まれていないか
働き方オンコール・残業・研修の時間が、実際どれくらいあるか(求人票に書かれていないことも多い部分です)

くわしい見方は、こちらのコラムにまとめています。


ステップ3:いちばん確かなのは「自分の目で見る」こと

求人票や口コミでは分からないことも、職場を少し見るだけで伝わってきます。
見学や説明会は「応募するかどうか決めてから行くもの」ではありません。迷っている段階で行っていいんです。

見学のときに、そっと見てほしいサイン

  • スタッフ同士が、自然に声をかけ合っているか
  • あいさつをしたとき、目を見て返してくれるか
  • 管理者が、良いことだけでなく大変なことも話してくれるか
  • 質問をしたとき、困った顔をせずに答えてくれるか
  • 事務所や休憩スペースが、ほどよく整っているか

ぜんぶ完璧な職場はありません。「ここなら、大変なことがあっても相談できそう」と思えるかどうかを、大切にしてください。

聞きにくいことは、質問リストを使うと気持ちがラクになります。


迷ったときの、小さなチェックリスト

見学や説明会のあと、家に帰ってから思い出してみてください。

  • □ ステップ1で書いた「ゆずれないこと」3つは、守られそう?
  • □ 求人票と、実際に聞いた話にズレはなかった?
  • □ 働いている人たちの表情は、やわらかかった?
  • □ 帰り道、「ここで働く自分」を想像できた?
  • □ もし不安が残っているなら、それをもう一度聞いてみられそう?

答えが出なくても大丈夫です。「なんとなく違和感がある」という気持ちも、大切な判断材料です。
くわしくは 説明会・見学会に参加した後、どう判断すればいいか もあわせて読んでみてください。


ひとりで決めなくて、大丈夫です

ケアみるは、応募の前に職場を見に行ける「見学・説明会」専門のサイトです。
見学したからといって、応募しなければいけないことはありません。まずは、雰囲気を感じに行くところから始めてみませんか。

「何から考えればいいか分からない」というときは、無料の個別相談もご利用いただけます。
話を聞くだけでも、気持ちが少し整理されることがあります。

あなたが、安心して長く働ける場所に出会えますように。