試用期間中の給与・社会保険・退職はどうなる? 入職前に知っておきたい基本

医療・介護の求人の多くに「試用期間3か月」といった記載があります。でも、試用期間中に何が変わって、何が変わらないのかを正しく知っている人は意外と少ないものです。

入職してから慌てないために、基本を押さえておきましょう。


試用期間でも雇用契約は成立している

試用期間は、働きぶりや適性を確かめるための期間です。とはいえ、「お試し」ではなく、雇用契約はすでに結ばれています。期間は3〜6か月程度が一般的です。


給与は本採用と違うことがある

試用期間中は時給や基本給が低めに設定されていたり、一部の手当が付かなかったりすることがあります。これ自体は違法ではありませんが、求人票や労働条件通知書に書かれているはずです。入職前に必ず確認しましょう。


社会保険は入社日から加入が原則

健康保険・厚生年金は、加入要件を満たす働き方であれば、試用期間中であっても入社日から加入するのが原則です。「試用期間が終わるまで社保なし」と言われた場合は、理由を確認してください。

週の所定労働時間が短いパート勤務などで加入要件を満たさない場合は、この限りではありません。自分の働き方が加入対象になるかどうかは、面接や説明会の段階で確認しておくと安心です。雇用保険も、要件を満たせば同様に入社日から加入します。


試用期間でも自由に解雇できるわけではない

試用期間中だからといって、事業所が自由に解雇できるわけではありません。また、雇い入れから14日を超えている場合は、原則として30日前の予告か、予告手当の支払いが必要です。

本採用を見送るには、遅刻や欠勤が続くなど、客観的に見て合理的な理由が必要とされています。どのような基準で本採用を判断するのかを事前に聞いておくと、入職後の不安が減ります。


自分から辞めたいときは

合わないと感じたときに辞められるのは、本採用後と同じです。ただし、短期間での退職は次の転職活動で説明を求められることもあります。入職前の見学で、ミスマッチの種を減らしておくことがいちばんの予防策です。


入職前の確認リスト

  • 試用期間は何か月か
  • 試用期間中の給与・手当は本採用と違うか
  • 社会保険はいつから加入か
  • 本採用の判断はどのように行われるか

試用期間の扱いは、入ってから知ると取り返しがつきません。条件が書面でどうなっているかは、入職前に確認できます。ケアみるが掲載しているのは、応募する前に職場を見て、担当者に直接質問できる求人です。採用が決まる前のほうが、こうした質問はずっとしやすくなります。

このテーマを見学で確かめられる施設

記事で紹介したポイントは、実際に現場を見ると一番よく分かります。ケアみるに掲載中の訪問看護ステーションの見学・説明会情報です。

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