看護師や介護職の職務経歴書は、どうしても「バイタル測定、服薬管理、入浴介助……」と業務の羅列になりがちです。
でも、同じ職種の応募者はみんな同じ業務を書いてきます。採用担当者が知りたいのは、あなたが「どんな環境で、どのくらい、どう働いてきたか」です。
「数字」で環境を伝える
同じ「病棟勤務」でも、規模や忙しさは職場によって違います。数字を入れるだけで、経験の中身が一気に伝わります。
- 病床数、病棟の診療科
- 担当していた患者・利用者の人数
- 1日の訪問件数、月の夜勤回数
- チームの人数、自分の役割(リーダー、プリセプターなど)
「場面」で強みを伝える
強みは「コミュニケーション力があります」と書くより、実際の場面で示すほうが説得力があります。
【before】利用者様とのコミュニケーションを大切にしてきました。
【after】入浴を拒否されることが多かった利用者様に、時間帯と声かけの順番を変えて提案し、週2回の入浴につなげました。
「何が課題で、何を工夫して、どうなったか」の3点がそろうと、採用担当者は入職後の姿をイメージしやすくなります。
数字で表せる成果がなくても大丈夫です。「申し送りの書式を見直して、伝達漏れを減らした」「新人の同行訪問を担当した」など、自分が関わった変化を一つ書くだけでも、働き方が伝わります。
応募先に合わせて書き分ける
訪問看護なら「一人で判断した経験」、デイサービスなら「レクリエーションや送迎の経験」など、応募先で求められる経験を前に出すだけで印象は変わります。全部を同じ熱量で書く必要はありません。分量はA4で1〜2枚が目安です。
見学のあとに書くと、もっと伝わる
職場見学や説明会で現場を見てから書くと、「その職場で活かせる経験」がはっきりします。志望動機にも具体性が出るので、書類の段階で一歩リードできます。
最後に、提出前には誤字脱字と、日付・在籍期間の整合性を確認しましょう。基本的なミスがないことも、丁寧に仕事をする人だという印象につながります。
職務経歴書は、応募先を知っているほど書きやすくなります。先に見学しておくと、「この職場では何が強みになるか」が分かったうえで書けます。ケアみるが掲載しているのは、応募前に見学できる求人です。書類を出す前に、一度見ておく順番をおすすめしています。
このテーマを見学で確かめられる施設
記事で紹介したポイントは、実際に現場を見ると一番よく分かります。ケアみるに掲載中の訪問看護ステーションの見学・説明会情報です。